TOYO's Review レビュー
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VOL.5

光を制御する技術:
フィルターの役割と利点

INTRODUCTION

動画撮影の技術が進化する中で、RAWフォーマットの撮影が一般的になり、ポストプロダクションのソフトウェア、特にDaVinci Resolveを使用して後処理を行うことが増えています。しかし、撮影現場での直接的な光のコントロールは依然として重要です。今回は、コンパクトな撮影スタイルが求められる中、主に82mm径のNDフィルターやソフト・ディフュージョンフィルターが、現代の映像制作においてどのような役割を果たすかを探求します。

Part1では、RED KOMODO 6Kに最適なNDとして、最高品質のMitomo TRUE NDをはじめ、Canon Variable ND A、Tilta Mirage VNDとの比較を通して、ドロップイン型の可変NDとして高い評価を得ている、Breakthrough Filters X4 VNDの性能を検証していきます。

Part2では、ブラックプロミストグリマーグラスハリウッドブラックマジック等、映像にソフトな質感を加え、肌の質感やハイライトの硬さを和らげる効果のある、ソフト・ディフュージョンフィルターや、ストリークフィルター等の光線効果フィルターの比較検証を行います。

Part1:使用機材


Mitomo TRUE ND
Canon Variable ND A
Tilta Mirage VND
Breakthrough Filters X4 VND

Part2:使用機材


ソフトディフージョン・ストリークフィルター等
TABLE OF CONTENTS
Part2

82mmソフト・ディフュージョンフィルターを比べてみる

STAFF

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