DJI RS 2とカメラ・レンズのベストマッチング

シネズームレンズを
使用する

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K （0.7kg） × DZOFILM DZO T2.9 MFT Parfocal Cine Lens （1.1kg）

TILTA Nucleus-Nanoワイヤレスフォローフォーカス

TILTA Manfrotto Quick Release Adapter Baseplate Set

TILTA Counterweight Adapter Set

4.1kg

BMPCC4K等のマイクロフォーサーズセンサーカメラと、一部のマイクロフォーサーズマウントのシネズームレンズとの組合せの場合、RS 2への搭載が可能です。ズームレンズは機構上、焦点距離を変えるとレンズの重量バランスも変わってしまいます。RS 2のモーターパワーでカバー出来る場合がありますが、大きく焦点距離を動かした時は、再度キャリブレーションを行う事をお勧めします。

Nucleus-Nanoは、ハンドヘルドジンバルシステム用に特別に設計された革新的なワイヤレスレンズコントロールシステムです。一人のオペレーターが同時にジンバルを操作しながらレンズギアを制御することができます。

Super35mmやフルサイズカメラとシネズームレンズの組合せは、RS 2の最大積載量以下でもバランスの調整が難しく、実用的ではありません。

Vマウントバッテリーを
使用した
バランス調整

RED KOMODO（1kg） × Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R × Canon EF 35mm（0.8kg）

TILTA Manfrotto Quick Release Adapter Baseplate Set

TILTA MINI V-LOCK PLATE QR CLAMP KIT FOR DJI RS2

スマートフォンホルダー（RS 2付属品）

3.6kg

RED KOMODOとRS 2の組合せです。TILTA MINI V-LOCK PLATE QR CLAMP KITを使用することで、ミニVマウントバッテリーからKOMODOへの給電を可能にします。KOMODOにバッテリーを装着することなくバランス調整が可能で、カメラ後部のバッテリーがRS 2のアームに接触することを防ぎます。またVマウントバッテリーによる長時間撮影を可能にします。この組合せの場合、L字アダプターケーブルタイプの、IndiPRO D-Tap to 2-Pin LEMO 30cm（KOMODO）が必要になります。KOMODOのモニタリングは、WiFi経由でiPhoneアプリに映し出すことができ全体重量の低減に貢献します。スマートフォンホルダーはRS 2に付属しています。

モジュールデザイン
タイプ
カメラの
バランス調整

Canon EOS C300 Mark Ⅲ（2.5kg） × Canon EF 35mm F1.4L Ⅱ （0.7kg）

DJI R ロール軸カウンターウェイトセット

TILTA Counterweight Adapter Set

TILTA Manfrotto Quick Release Adapter Baseplate Set

5.2kg

最新のシネカメラは小型・軽量モジュールデザインタイプのカメラが多く発売されています。C300 Mark Ⅲはシネカメラとしてはコンパクトで、オートフォーカスも秀逸なことからフォーカスモーターを装着しない撮影も可能です。

しかし、バランス調整には相応の時間が必要です。C300の純正モニターをそのままカメラに取付た状態で使用する場合は、DJI R ロール軸カウンターウェイトセットが必要になります。また、かなりの重量になるため、長時間のハンドリングに難があります。次のパート「機動性編」もご参照ください。